家庭と仕事のバランスに悩む女性のみなさん! 頑張りすぎず 自分だけのカタチで 小さく起業してみませんか?

家庭(生活)と仕事の両立を頑張る女性や主婦の社会進出と起業をMinimal Officeがお手伝い

家庭や生活と仕事の両立を頑張る女性や主婦の社会進出を支援するMinimal Officeの専任アドバイザーです。 女性であることでの働くことへの「罪悪感」、働くことで巻き起こる「負の連鎖」に悲観的にならず、「ワンオペ家事・ワンオペ育児の脱却」を目指して、「頑張りすぎずに、 自分のペースで、ご自分とご家族に優しい形」で、小さく起業してみませんか?

【訪問診断(整理収納実作業)】 現在のライフスタイルに合わせた住まい方 ~ 次のライフスタイルも見据えて ~ 【整理収納実作業編≪まとめ≫】

【訪問診断(整理収納実作業)】
現在のライフスタイルに合わせた住まい方
~ 次のライフスタイルも見据えて ~
【整理収納実作業編≪まとめ≫】

 

整理収納アドバイザー、Minimal Office 専任アドバイザーの関口真衣です。

 

前6回に渡り、実際のお客様宅でのお片付けの実例をご紹介すると共に、Minimal Officeの整理収納コンサルティングの「訪問診断(整理収納実作業)」というお仕事について、ブログでご紹介しています。

 

ブログは、以下のMinimal Office の「訪問診断(整理収納実作業)」当日の大まかな作業の順でご紹介しています。

 

~ 訪問診断当日 ~

④ 事前ヒアリング

⑤ 目標設定

⑥ 整理収納実作業

⑦ 次の目標への計画と課題

 

前回までのブログは下記をクリックしてください↓↓↓


ブログ1【訪問診断(整理収納実作業)~お客様とご依頼内容について~】

ブログ2【訪問診断(整理収納実作業)~④事前ヒアリング編~】

ブログ3【訪問診断(整理収納実作業)~⑤目標設定編~】

ブログ4【訪問診断(整理収納実作業)~⑥整理収納実作業編~《整理》】

ブログ5【訪問診断(整理収納実作業)~⑥整理収納実作業編~《収納 No.1》】

ブログ6【訪問診断(整理収納実作業)~⑥整理収納実作業編~《収納 No.2》】 

 

前回のブログでは、お客様のお宅での実際の整理収納作業を実例と共にご紹介しました。

 

今回は、整理収納作業編のまとめということで、必要のないモノと選別された不用品の手放し方やお片付け後の効果などをご紹介しようと思います。

 

まずは、おさらい。

 

今回ご依頼のあった押入れとクローゼットのBefore→Afeter写真のご紹介です。

 

まずは、押入れのBefore→After写真です。

 

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収納力はあるけれど、奥行きや高さがあって、意外と空間をうまく使い切ることが難しい押入れ。
また、「布団は押入れにしまう」という固定観念から、全ての布団を押入れに収納しがちです。


今回のお客様のお宅でも 、リビングに隣接して便利な位置にあるにも関わらず、あまり使わないモノが大半をしめて、せっかくのスペースを無駄にしていました。

 

それを今回のお片付けで、「和室で使うモノ」「今、使うモノ」を使用頻度と使いやすさを考慮して、「使う時使いやすく」を考えて収納しました。

 

続いて、クローゼットのBefore→After写真です。

 

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クローゼットの観音扉を開けてモノを出す動作だけでも窮屈なところに、引っ越し当初、クローゼット寸法に合わせて購入した3段収納ケースが、更に、引き出し、取り出すというアクション数を増やし、狭小スペースで行なわなければならないその動作を、より窮屈に、面倒にして、ほぼ開かず、使わずのクローゼットになってしまっていました。

同じ使用頻度が少ないモノを収納するのでも、扉を開け、取り出すという単純な動作とし、アクション数を減らすことで、煩わしさが軽減されます。

 

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今回は、ネックになっていた3段収納ケースを取り払い、年数回しか使わない季節外、来客用の布団一式をしまうことにしました。


クローゼットの扉を開ければ、オープン収納なので、何がどこにいくつあるかがすぐに判るようになり、取り出しやすくなります。

 

敷布団と枕は必ず一緒に使うので、ワンセットにして収納したり、掛布団や毛布は季節毎に使うモノが変わるので、個別に収納したり、一緒に使うモノをグルーピングしておくと、取り出す際も使う際も楽で便利になります。

 

【不用品】

 

必要なモノの整理収納は、これまでご紹介した通りです。

それ以外に、お客様が「必要のないモノ」と判断した「不用品」があります。

 

一言で「不用品」といっても、新品や未使用品に始まり、まだ使えるモノ、壊れたモノ、古いモノ、捨てるモノなど様々あります。

 

ご本人にとってはいらないモノではあるけれど、他の誰かから見ると魅力的で欲しいモノかもしれません。

 

Minimal Officeの整理収納コンサルティングでは、必要に応じて、お片付け方法だけではなく、モノの手放し方もご提案、アドバイスさせていただくことがあります。

 

お片付けが苦手だとご相談いただく方の中で、捨て方がわからない、捨てることに罪悪案があるという方が結構いらっしゃいます。

 

今回のお客様もそのタイプの方でした。

 

片付けることやモノが減ることで、快適性と利便性を実感していただくと同時に、不用品であっても、今までお客様が大切にしてきたモノであったり、長らく一緒に過ごしたモノでもあるので、モノの手放し先と手放し方をご自身できちんと判別して、責任をもって納得のできるモノとの別れ方していただきたいと思っています。

 

「モノを手放す」ということは、必ずしも「捨てる」ということではなく、「譲る」という方法や「再利用する」という方法があり、誰かや何かの役に立つこともあるということを知っていただきます。

 

そうすれば、実際に、単なるゴミとして捨てることになるモノは、かなり少量であることが解り、モノを手放すことへの罪悪感が少し和らぐはずです。


又、同時に、「こんなにもモノを無駄にしていたんだ」と罪悪感を感じたり、モノを手放すことの大変さや労力を知っていただくことで、闇雲にモノを入手することを躊躇したり、「自分が持つモノには拘りたい」、「何でも良い訳ではなく、きちんと自分で選んだモノを所有したい」とモノに対する考え方やモノを持つことへの考え方が変わってきます。


この考え方は、今後の整理収納への意識を変えたり、生活の仕方や住まい方まで変える力を持っています。

 

だから、Minimal Officeでは、不用品の取り扱いまで、できるだけ、その方にあったアドバイスするようにしています。

 

「モノの手放し方」については、下記の過去のブログで詳しくお伝えしています。

 

minimal-office.hatenablog.com

 

今回のお客様のお家のお片付けでは、これだけの不用品が出ました。

 

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今回のお片付けで出たこれらの不用品を、リサイクルショップで買い取って貰うモノ、お住まいの自治体のルールに従い、ゴミ収集に出すモノなどに分類していきます。

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写真上:不用品① used品取り扱いのインテリアショップで買い取り依頼
写真下:不用品② 街のリサイクルショップで買い取り依頼

 

例えば、リサイクル品として買い取りして貰う場合でも、依頼先を分けたりします。
モノによっては、より高価買取が期待できるお店を選んだり、逆に手間をかけずに楽に買い取りして貰えるお店を探すなど、買い取り先を選ぶのも楽しみの一つになったりもします。

 

今回のお客様の場合は、ご近所に、オシャレなインテリア雑貨としてUSED品を取り扱うお店があったので、電話機やタイプライターなどは、まず、そこに持って行き、それ以外は、ご近所の街のリサイクルショップにまずは持って行ってみることをご提案しました。

 

「分ければ資源 混ぜればゴミ」

 

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写真上左:不用品③ 燃えるゴミ、写真上右:不用品④ 資源ごみ
写真下左:不用品⑤ 燃えないゴミ、写真下右:不用品⑥ 粗大ゴミ

自治体のゴミ収集に出す場合でも、お住まいの自治体のルールに従って、正しく分別するようにアドバイスするようにしています。


分別されなければただのゴミに。
しかし、古布、古紙、プラスチックなどと正しく分別すれば、資源ゴミとしてリサイクルされ、新たなモノの形として生まれ変わらせることができます。

 

あなたの所有していたモノが、別の人の下で、別のモノとして再利用される可能性を残してあげるのか、或いは、ゴミとして終わらせてしまうのかをあなたご自身で選択して決めるのです。

 

ここまでで、現場での整理収納実作業は終わりです。

 

モノ一つ一つと向き合い、「整理」し、今の生活に合わせてモノの居場所を作り、押入れやクローゼットを片付けたおかけで、部屋に溢れていたモノも、同じように要不要を判断し「整理」という過程を経て、本来あるべきところに移動したり、きちんと押入れに「収納」されることで、自然と和室自体も片付けることができました。

 

残念ながら、和室のBefore写真を撮るのを忘れてしまったのですが、今回のお客様の和室がこのように変化しました。

 

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不用品を除けば、テーブルと写真には写っていない本棚だけが残りました。


「押入れを片付けただけなのに、和室に溢れるモノが本当になくなった!」

「あれだけあったモノはどこにいったの?」


と奥様は驚き、感動していらっしゃいました。
十数年ぶりに山積みになっていたモノがなくなったことが相当嬉しかったようで…

 

「気持ちいいー!」

「自分の家じゃないみたい!」

「部屋が明るい!」

「早く旦那さんや息子に見せたい!」

「モノがなくなったから汚れが気になる…窓と壁と畳が汚い(恥)」

「額縁の曲がりが気になる(恥)」

 

といって、お客様は、早速、畳や窓を拭いたり、お掃除を始めていらっしゃいました。

 

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開かずの障子と窓が開けられるようになって喜び、「汚れが気になる」と窓掃除を始めたお客様。

 

【整理収納の効果】

 

これは、お片付け(整理収納)の効果の効果の一つです。


モノの見え方や見方、愛着、意識が変わった証拠です。


今までは、たくさんのモノに囲まれ気づかず、気にも留めなかったことが目に留まるようになり、色々気になってくるのです。


その変化はすぐに現れます。

 

整理収納の効果には、片付いて、家事が楽になった、作業効率が良くなったというような「時間的効果」。


何がどこにあるか、あるかないか、いくつあるかが判るようになったので無駄買いがなくなったというような「経済的効果」


それ以外に、「きれいになって気持ちよい」「モノは大切にしよう」「部屋をもっとオシャレにしたい」「花でも飾ってみようかな?」「タダで貰えるけど、うちではきっと使わないから貰わない」などという意識の変化「精神的効果」があります。
 

お片付け作業を行ったその日の夜、お客様よりご連絡がありました。

 

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お客様より送られてきた写真です。十数年振りに片付いたのが嬉しくてライトアップされたそうです。

 

「十数年振りに和室が片付いたのが嬉しくて、何度もニヤニヤと眺めてしまいます。本当に片付けられたんだ~と信じられない気持ちと、何だか和室をもっとオシャレにしたいと思う気持ちが生まれ、早速ライトアップしてみちゃいました。今度はお花でも飾ろうかな。」

 

というメッセージと写真でした。

 

このご連絡をいただけて、私自身も思わずガッツポーズをしちゃうくらい嬉しかったです(笑)。

 

正に、整理収納の「精神的効果」です。


これこそが、お片付けを最後までやり遂げられた人だけが味わえる、爽やかな何とも言えない嬉しい気持ちと達成感です。
この気持ちや達成感はやがて病みつきになり、繰り返すうちに自信となります。

 

小さな範囲からで構いません。


無理する必要はありません。


ご自身の生活リズムに合わせて、ご自身のペースで構いません。


この気持ちや感覚を忘れないうちに、ご自身の無理のない範囲で、無理のないスケジュールを立てて、次のお片付けにトライして、病みつきになるまで、どんどん成功体験を積み重ねていってください。

 

成功体験を積み重ねれば、自信が揺るぎないものになり、お片付けで挫折やリバウンドすることはなくなります。

 

リビングやキッチンなど部屋全体、広い場所から手を付けるのではなく、キッチンの引き出し1個、リビングの本棚一段だけで良いのです。


できるだけ狭い場所、できるだけモノが少ない場所からお片付けをして、最後までやり遂げたという達成感を味わえるようにしてくのです。

 

トイレなど、モノが比較的少なく、視界に入る機会が多いところもおすすめです。
お片付けが終われば、雰囲気がガラッと変わり、モチベーションもアップします。

 

こんな風に、まずは、お片付けが楽しく、やりがいを感じられるようにするために、頑張りすぎずに、無理なく最後までやり遂げられる小さな場所、狭い場所から、是非、お片付けをして、成功体験を積み上げていってください。

 

今回のお片付けで終わらなかった、押入れの奥様の洋服専用の3段収納ケースの収納の続きをお願いするという宿題を出したのは、自信と達成感のある今、お一人でやり遂げて、「できた!」という達成感をもう一度味わっていただきたかったからです。

 

又、急ぎではないですが、今回、奥様には、宿題以外に課題も出させていただきました。

 

それは、和室の押入れの隣にある奥様専用のクローゼットのお片付けです。


先ほど挙げたような片付け癖を付けるための引き出し一個に比べれば、正直、クローゼットは広い範囲で、モノも多い場所ですが、奥様専用のクローゼットで、しまわれているのは奥様のモノだけですので、要不要もご自分だけで判断できます。


しかも、洋服やバッグなどは、比較的「今、使うかどうか」が判断しやすいモノであるので、クローゼットの収納ケース1個から、パイプハンガーに掛かっている洋服だけ、と、部分的に、少しずつでよいので、押入れのお片付けと同じ要領で、和室のクローゼットのお片付けを実行して貰うことをお願いしました。


今回の整理収納コンサルティングで「不用品がなくなることの快感」を味わい体験された奥様であれば、きっとご自分でお片付けできるはずです。

そうすれば、恐らく、今、和室の押入れ左半分とクローゼットに収まっている奥様の洋服やバッグがクローゼットだけで収まるようになるはずです。

 

クローゼットと押入れを利用していた着替えが、クローゼットだけで済むようになるのですから、更に、今よりも着替えや洗濯物をしまうという動作が楽に、作業効率も上がり、「便利になった」という実感や「片付けられた」という達成感が味わえ、自信がつくと思うのです。

 

もし、押入れの左半分というベストポジションに位置していた奥様の洋服がなくなれば、新たに押入れに十分なスペースが生まれます。


次に優先順位の高い、趣味の道具やご主人の洋服や布団の収納位置をより使いやすい位置に昇格させてあげたり、他のお部屋の片づけで溢れたり、出てきたモノの収納に使ったり、また押入れは活用できます。

 

収納は、定期的に必ず見直す必要があります。

 

今回片付けた、押入れやクローゼットも同様です。


時間が経てば、ライフスタイルが変わり、部屋の用途が変わり、持つモノや必要なモノが変わってくるからです。

 

次回のブログは、このようなことをもう少し詳しくお伝えしながら、「⑦ 次の目標への計画と課題」ということで、今回のお客様の今の生活とこれからの生活を見据えて、次のお片付けへの計画や課題についてお伝えしようと思います。

 

Minimal Officeの整理収納コンサルティングは、たった一回のお片付けで終わりではなく、今後もこの成功体験を積み重ねていただけるように、一緒にこれからの計画を立てていくのです。

 

次回はそんなお話です。

 

お楽しみに。

 

Minimal Officeは、いつだって、家庭と仕事を両立しようと頑張る女性の味方です。

 

もし、Minimal Officeの整理収納コンサルティングにご興味をお持ちいただきましたら、まずは、お電話かメールで、お気軽に、無料相談をご利用ください。

 

Minimal Officeでは、今回のお客様ように、新たな収納グッズなどを購入せずに、お客様のお家にあるモノを使ってのお片付けに始まり、お部屋や空間に合わせた収納グッズの選定などはもちろん、お部屋のトータルコーディネートまで、お客様のご希望に合わせた整理収納コンサルティングが可能です。

 

7月、8月中の訪問診断(整理収納実作業)もまだ可能です


ブログの最下部にMinimal Office カレンダーがございますので、Minimal Office ホームページと合わせてご覧ください。