家事のモチベーションを上げる。
毎日、毎食の「料理」編。
整理収納アドバイザー、Minimal Office 専任アドバイザーの関口真衣です。
突然ですが…
好きな家事は何ですか?
嫌いな家事は何ですか?
というような、家事に関するアンケートの回答で、どちらの上位にもよくランクインしているものは何だか解りますか?
答えは…
「料理」です。
「意外!?」
と思われたあなたはきっと料理好き! (当たってますか?笑)
それぞれの質問で「料理」と答えた人の理由は以下の通り 。
「料理」が好きな理由:
■ 料理が好き
■ 家族が喜ぶ
■ 美味しいと言ってもらえる
■ 彩り、盛り付けなどを考えて料理するのが楽しい
■ 材料を揃えて、作り上げていく作業が楽しい
好きなどの楽しさややりがいと達成感が人気の理由ですね。
続いて…
「料理」が嫌いな理由:
■ 料理が苦手
■ 献立を考えるのが大変
■ 作るのに時間が掛かっても、食べるのはあっという間
■ 買い物や食器の片付けなど付随してくる家事が多くなる
■ 「美味しい」など感想を言って貰えない
解ります、解ります。
結果からして、料理が好きな人と嫌いな人の差が、結果に大きく反映する家事であることは間違いないと思いますが、それぞれの理由を見て「解るぅ~!!」と大きく頷き、納得される方がきっと一杯いると思います(笑)。
私の母も、「作るのはそれほど苦じゃないんだけど…。とにかく、毎回献立を考えるのが大変!」と今も昔も口癖のようによく言っています(笑)。
私も正にそうなんです。
私、こう見えて、好きな家事の上位3位以内には確実に「料理」を挙げる位、割と料理を作ることは好きなんです。
(ちなみに、食後すぐ(←強調)の食器洗い&片付けが一番嫌いな家事です。笑)
そして、一日で一番、家族で会話を楽しみながら食事をする晩御飯の時間を大切にし(ようとし)ているんです。
それは、恐らく、私の母が、私たち子供たちには先に食事を食べさせますが、自分は父の帰りを待ち、父の帰宅時間に合わせて温かい食事を準備して、父と一緒に食事するという家庭で育ったせいかもしれません。
私もできる限り家族で一緒にあたたかい食事を食べたいという思いが強く、結婚してから、どんなに忙しくても、疲れていても、夜遅くても、時間がなくても、家で食事する際は、主人の帰宅に合わせて温かい料理を出し、会話しながら、一緒に食事するようにしています。
これだけは、結婚して、唯一?頑張ってきました(笑)。
(とまぁ、私も意外と古風なところもあるんです。笑)
どうしても、朝は、バタバタする上に、すれ違いが多く、晩御飯を共にする位しか、ゆっくり家族との時間が取れないというのも、晩御飯の時間を大切にし(ようとし)ている理由です。
がしかーし、そんな割と好きな家事「料理」でも、すごく大切にしている「食事」の時間でも、無性にやる気が起こらない、やりたくない時(期)が割と高い頻度で訪れてくるんです(笑)。
仕事から帰ってきて、時間がなく、台所に直行するしかないとき。
せっかく集中している仕事やのってきた作業を中断しなければならないとき。
期日に追われて焦っているとき。
疲れが溜まっているときや体調がすぐれないとき。
主人が横でマイペースに寛いでいるとき(笑)。
今、正に、好きな家事なはずの「料理」熱が上がらない、やる気が起こらないその状態なんです(泣)。
さぼっちゃったり、手抜きすることはもちろんありますが、さすがに、毎日毎回とはいきません。
あー、献立が決まらない⤵
あー、買い物に行きたくない⤵
あー、ご飯を作りたくない⤵
あー、さぼりたい⤵
と思いつつも、やるしかないんですよねー。
そんな私には結構頻繁に訪れてしまう「料理嫌期」でも、ほぼ毎日やるしかない家事「料理」のモチベーションをあげるために、私が、結婚後、毎日?続けてきた3か条があるのです。
それをご紹介しまーす。
「料理」のモチベーションを上げる私の3か条
その一: たとえ1品だけでも手を加えた料理をつくる。
その二: 料理に合わせて器を選び、盛り付ける。
その三: 料理を写真に撮る。
その一
かぼちゃのスープ
メイン一品でも、お味噌汁一杯、サラダ一皿、たとえ、冷ややっこ一つでも良いんです。
麻婆豆腐の素などレトルトを使ったっていいんです。
とにかく、自分の手を加えたものを一品作るように心がけています。
その二
料理や気分に合わせて器を選び、できるだけキレイに、美味しく見えるように盛りつけるようにしています。
買ってきたお惣菜でも、自分で作った料理でも同じです。
飛び跳ねたソースなどはちゃんと拭きとるようにしています(笑)。
余計な作業が増えたり、洗い物などの家事は増えてしまいますが、それよりも食卓に並べた時に、美味しそうに見えること、食欲が湧き、できるだけ楽しい食卓になることを優先しているので、この労力や時間ロスは惜しみません。
その三
作った料理を写真に撮る。
特にSNSにあげる訳でも、人に見せる訳でもないのですが、自分のモチベーションキープのためだけに、作った料理を必ず写真に撮るようにしています。
おしゃれなインスタグラマーさんのような、彩りがきれいでおしゃれな食卓とは雲泥の差なので、食卓全体の写真は撮りません(笑)。
品数のプレッシャーがかかり「今日の食卓は寂しい…⤵」「何だか茶色い料理ばっかりだな…⤵」「今日は一品しか作れなかった…⤵」と落ち込んだり、モチベーションが下がってしまうので、写真は必ず一品ずつ撮るようにしています(笑)。
又、おしゃれに見せるための演出や撮影などを意識すると余計な時間と労力が掛かってしまうので、目的は、楽しい食卓にすることを忘れず、基本は、ランチョンマットなども敷かずに、料理と器のみの状態で撮影するようにしています。
出来た料理をテーブルに運び、数枚パシャパシャと写真を撮るだけ、数秒で終わります。
これを毎日やるだけです。
たったこの3か条を守るだけですが、写真に収めようとすることで、献立の重複を避けようとしたり、献立や彩りなどのバランスを考えるようになり、お皿選びと盛り付けだけは妥協しない習慣が身に付きます。
結構、恥ずかしいですが…本日初公開です(笑)。
時々、時間がある時に見返すと…
「この料理、登場多すぎー(笑)」
「盛り付けこのお皿ばっかやーん」
「これ頑張ったなー」
とか思います(笑)。
そして、
「久しぶりにこれ食べたいな ♪」
「新たな料理に挑戦してみよっかなー ♪」
「今度作ったときはお皿を変えてみよ ♪」
「もう少し高く盛った方が美味しそうかも ♪」
など、新しい料理への挑戦や盛り付けへの意欲が湧き、料理熱が上がったり、器などの食事に関する興味や愛着が増してきます。
そして、何よりも旦那さんに…
「うまそー」
「うまっ!」
「なにこれー!?」
と、作った料理に興味を持って貰え、嬉しい言葉が励みになり、また、「料理」という家事のやる気スイッチが入るのです(笑)。
たったこれだけのことですが、私の場合「嫌いな家事=料理」から「好きな家事=料理」にシフトしていくのです。
結婚してからずっと続けてきたので、結婚して十数年間分の、我が家のごはん写真があります(笑)。
ただ、家族のために作り、撮り続けてきただけですが、正に「継続は力なり」。
今となっては、私の自信と意欲に繋がります。
そして、続けてよかった、これからも継続していこうという気持ちになります。
今日もこれから帰って、ご飯作りまーす。
みなさんも、自分の得意不得意を活かして、やめることができない家事のモチベーションを上げる工夫をして、「嫌いな家事」を「好きな家事」とまではいかなくとも、少しでも「楽しくなる家事」になる工夫をしてみましょう。
そうすれば、少し、日常が楽しくなります。
良いアイデアがあったら、是非教えてくださーい。
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