家庭と仕事のバランスに悩む女性のみなさん! 頑張りすぎず 自分だけのカタチで 小さく起業してみませんか?

家庭(生活)と仕事の両立を頑張る女性や主婦の社会進出と起業をMinimal Officeがお手伝い

家庭や生活と仕事の両立を頑張る女性や主婦の社会進出を支援するMinimal Officeの専任アドバイザーです。 女性であることでの働くことへの「罪悪感」、働くことで巻き起こる「負の連鎖」に悲観的にならず、「ワンオペ家事・ワンオペ育児の脱却」を目指して、「頑張りすぎずに、 自分のペースで、ご自分とご家族に優しい形」で、小さく起業してみませんか?

【訪問診断(整理収納実作業)】 現在のライフスタイルに合わせた住まい方 ~ 次のライフスタイルも見据えて ~ 【次の目標への計画と課題編】

【訪問診断(整理収納実作業)】
現在のライフスタイルに合わせた住まい方
~ 次のライフスタイルも見据えて ~
【次の目標への計画と課題編】

 

整理収納アドバイザー、Minimal Office 専任アドバイザーの関口真衣です。

 

前7回に渡り、実際のお客様宅でのお片付けの実例をご紹介すると共に、Minimal Officeの整理収納コンサルティングの「訪問診断(整理収納実作業)」というお仕事について、ブログでご紹介しています。

 

ブログは、以下のMinimal Office の「訪問診断(整理収納実作業)」当日の大まかな作業の順でご紹介しています。

 

~ 訪問診断当日 ~

④ 事前ヒアリング

⑤ 目標設定

⑥ 整理収納実作業

⑦ 次の目標への計画と課題

 

前回までのブログは下記をクリックしてください↓↓↓


ブログ1【訪問診断(整理収納実作業)~お客様とご依頼内容について~】

ブログ2【訪問診断(整理収納実作業)~④事前ヒアリング編~】

ブログ3【訪問診断(整理収納実作業)~⑤目標設定編~】

ブログ4【訪問診断(整理収納実作業)~⑥整理収納実作業編~《整理》】

ブログ5【訪問診断(整理収納実作業)~⑥整理収納実作業編~《収納 No.1》】

ブログ6【訪問診断(整理収納実作業)~⑥整理収納実作業編~《収納 No.2》】 

ブログ7【訪問診断(整理収納実作業)~⑥整理収納実作業編~《まとめ》】  

 

前回のブログまでで、現場での整理収納実作業は終わりました。

ただ、今回のお片付け一回で終わり、目標達成、理想実現とはなりません。

お片付けは、必ず、定期的な見直しが必要です。

 

時間が経てば、ライフスタイルが変わり、部屋の用途が変わり、持つモノや必要なモノが変わってくるからです。

 

Minimal Officeの整理収納コンサルティングは、ヒアリングを基に、今後のライフスタイルの変化を見込んで、たった一回のお片付けで終わることなく、今後も、ライフスタイルの変化に追随しながら、お片付けの成功体験を積み重ねていっていただけるように、これからのお片付け計画を立てていきます。

 

今回のブログは、【訪問診断(整理収納実作業)】 現在のライフスタイルに合わせた住まい方 ~ 次のライフスタイルも見据えて ~ という全8回のブログの最終回です。

 

「⑦ 次の目標への計画と課題」というタイトルで、今回のお客様の今の生活とこれからの生活を見据えて、次のお片付けへの計画や課題についてお伝えしようと思います。

 

今回のお客様の現在の目標(狙い)は…

現在の目標(狙い)

現在のライフスタイルに合わせ、押入れを有効活用し、楽で快適な生活を目指す!
和室に溢れるモノを片付けスッキリさせる!
今、必要なモノを見極めて、不要なモノはこの機会に処分する!

 

といったもので、

 

そのスタートであり、その一端の、今回の押入れのお片付けでの具体的な目標が…

 

【目標】 

■ 押入れ内と和室には不用品がない状態にする。
■ 奥様の着替えが一室で完結するように、その他の部屋にある奥様の洋服などを和室一カ所に集約する。 
■ 奥様が判断がつかないご家族のモノは、「仮保管」という形で、人毎に分けて分類し、後日、ご本人に要不要を判断して貰いやすく収納しておく。
■ 点在するご主人の布団と洋服は、全て和室の押入れ一ヶ所に集約する。 
■ 家族の思い出の品は、内容が判るように収納する。
■ 仕事の保管資料は、内容と保管期限をラベリングして保管する(別途、保管リストも作成する)。 

 

でした。

 

一部、宿題など残りますが、押入れと和室、クローゼットの各目標については基本達成できたと思います。

 

ただ、もっと、今現在を楽で快適な生活にするためのやるべきことは多く残っています。


奥様の衣類についていえば、今までの着替えは、寝室と和室のクローゼットと押入れの2部屋3カ所を経由する必要がありました。


今回のお片付けで、和室のクローゼットと押入れの1部屋2カ所へと変わりました。


急ぎませんが、近いうちの「課題」として挙げた、和室の奥様専用のクローゼットのお片付けをもし行えば、奥様の着替えは、和室の押入れを使うことなく、クローゼットだけで完結できるようになるかもしれません。

 

先では、着替えだけを取り上げましたが、実際は、洗濯物をしまうのだって、着替えと同じように作業エリアが縮小され、必要なアクション数が減り、効率や作業性は格段に上がるはずです。

 

このように、たった今、片付けた和室や押入れでさえ、まだ改良の余地はたくさんあるのです。

 

今の生活で不満に思っていること、「もっとこんな風にしたい」などの理想がある限り、それに合わせ、徐々に近づけていくのです。

 

お片付けの精神的効果のところでもお話しましたが、片付け直後から、モノの見方も変わり、新たに気になることも生まれます。

 

「収納グッズを揃えたい」「色を統一したい」「インテリアを飾りたい」などの新たなる欲も出てくると思います。

 

お片付けは常に変化が必要です。

 

 予定は未定なところも多いですが、今回のお客様の現在、1年後、5年後、10年後のライフサイクルは、以下のような感じで予想されます。

 

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一番近い未来で、一番ライフスタイルが変わりそうなことと言えば、1年後のご主人の定年だと思いますが、ヒアリングの中で、恐らく、定年後も大阪での単身赴任生活は、変わらないことが予想されるとのことをお聞きしました。

奥様の一人生活は、これからもしばらく継続することが見込まれます。

その上で、現在のお客様の間取りをもう一度確認すると…

 

今回お片付けを行った部分には、「マークをつけましたが、現在独立されている息子さんの子供室がまだ存在したり、十数年手つかずのモノがまだたくさんある状態で、部屋の用途は十数年前から時が止まったままの状態で、決して、現在のライフスタイルに合っているとは言えません。

 

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まずは、お客様のお片付け後の達成感ややる気が冷めない間に、今回のお片付けで「宿題」とさせていただいた、押入れの奥様専用の3段収納ケースの引き出しの洋服を、使用頻度に分けて、使う時のことを考えて、グルーピングと収納していただきます。

 

お客様の近未来の目標(狙い)は…

近未来の目標(狙い)

その時々のライフスタイルにより合わせた形に変更させながらも、子供の残したいと思うモノだけを残して子世帯にマンションを譲渡する!
自分が必要だと思うモノだけを持って、できるだけ身軽に隠居する。

 

です。

 

その為にも、今後は、以下のようなモノに関するルールを設けました。

 

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このルールを実践しながら、息子さんご家族にマンションを譲り、隠居するまで、フリーランスの奥様が、仕事もプライベートも充実させて、快適に生活を送れるように、まずは、現在の生活スタイルに合わせつつ、今後、目標として目指していく間取り計画をご提案させていただきました。

 

より今のライフスタイルに合わせて、これからを見据えて、楽で、快適な生活を送っていただけるように、今日からお客様が目指していく目標です。

 

【これから目指す間取り計画】

 

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まず、十数年、子供室のままで、納戸として扱われ、ほぼ使われていない現子供室を奥様の寝室に変更します。


そうすれば、部屋も広くなり、窓も大きく明るくなり、更には、生活の中心のリビングから近くなり、動線的にも楽で、今よりも快適な奥様の寝室兼お部屋として使うことができます。

寝室を移動させることで、現奥様の寝室は、奥様の仕事部屋とすることができるようになります。


まだ、当分必要はないでしょうが、この先、定年がないフリーランスとして働く奥様の加齢のことも考慮していくと、年々、外での仕事や移動が辛くなってくるかもしれません。
万が一、外での打ち合わせなどが大変になってきた場合でも、仕事部屋にお客様をお通しし、打ち合わせなどをできるようにしておけば、身体への負担を最小限に、好きな仕事をできるだけ長く続けられることにも繋がります。

又、玄関そばのお部屋なので、リビングやプライベート空間に、お仕事関係の方を通す必要もありませんし、リビングに溢れる仕事関係の資料なども仕事部屋に移動させれば、純粋に寛げるリビングとすることができます。

 

いつでも片付いたリビングと和室がキープできれば、気軽に息子さんご家族やお友達なども呼ぶことができ、よりプライベートも充実させることができると思います。

 

その計画を実現させるための課題と手順として…

 

【計画を実行するための課題と手順】

① 和室の奥様専用クローゼットの片付け
   ↓
② 押入れの奥様衣類をクローゼットに移動、一カ所に集める
   ↓
③ 現子供室の片付け
(子供の思い出の品は、押入れの思い出の品と一まとめにして収納する)
   ↓
④ 寝室の移動
   ↓
⑤ 仕事部屋をつくる
(リビングから仕事のモノを仕事部屋に移動する)
   ↓
⑥ リビングを片付け、寛げ、人を呼べる純粋なリビングにする

 

という順番で、課題を進めていただくことをご提案させていただきました。


もちろん、部屋やクローゼットは、一部屋全部、一気になどとお片付けする必要はありません。

 

棚一段、引き出し一つ、本だけ、衣類だけと小さな範囲や少量を少しずつ熟していけばよいのです。


そして、片付けを終えた後の爽やかで、何とも言えない嬉しい気持ちと達成感を味わいながら、ご自身の無理のない範囲で、スケジュールを立て、次のお片付けにトライし、どんどん成功体験を積み重ねていっていただくのです。

 

成功体験を積み重ねれば、自信が揺るぎないものになり、コツもつかみ、慣れも出てくるので、知らぬ間にスピードアップして、気づけば、一部屋が終わり、次の一部屋と進んでいくはずです。

 

もちろん、できるだけ失敗や出戻りを少なく、着実に前に進み、進捗と達成感を味わっていただけるように、ヒアリングなどからのお客様の性格やライフスタイルを基に、課題や手順をご提案させていただいていますが、順番は絶対ではないですし、生活の状況などに応じて、ご自分で変えていただいても構いません。

ご自身で少しずつお片付けを進めていただき、次回はいついつ現場再訪問として、定期的にチェックや見直しを行う場合もあります。

 

今回のお客様も、お客様自身で無理のないスケジューリングを立ていただき、子供部屋のお片付け時期に、次回の定期訪問する予定になっています。

 

そして、更に、次の狙いと目標を想定しています。

 

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実際は、もっと遅くなりそうとのことですが、早ければ、7~10年後ということを想定して、思い立った時にはいつでも、バタバタすることなく、余裕をもって、息子さんご家族にマンションを譲り、奥様はご実家のある田舎での隠居生活を送れる状況にしていく予定です。

 

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これから、1年、3年、5年、10年と、今後の上記ルールを守り、ご自分のペースでお片付けを繰り返し、成功体験を積み重ねていけば、お客様のモノに対する見方や生活スタイルが変わり、いくら10年後というような先の目標だって、実現できる気がしませんか?

 

正直、これから先、何が起こるかも分からないですし、先のことは誰にも分かりません。

 

だけど、私も不思議とお客様が成功している姿が想像できます。

お客様ご自身も、「正直、お片付けはまだ始めたばかりで、どこから湧く自信かもわからないけれど、自分が失敗するなんて想像できない。なぜだか、お片付けでき、快適な暮らしを手に入れた成功した姿しか想像ができない(笑)」とおっしゃっていました。

 

このように、Minimal Officeの整理収納コンサルティングは、お客様からのヒアリングと現場を重要視し、お客様一人一人に合わせて、本人も周りの人も、はっきりと成功をイメージできるようなお片付け方法のご提案とその先にある理想の暮らしの実現に向けてのお手伝いをさせていただきます。

 

以上、今回を含め、全8回「【訪問診断(整理収納実作業)】 現在のライフスタイルに合わせた住まい方 ~ 次のライフスタイルも見据えて ~」というタイトルの長編ブログで、実際のお客様宅でのお片付けの実例をご紹介しながら、Minimal Officeの整理収納コンサルティング「訪問診断(整理収納実作業)」をご紹介してきましたが、とうとう終わりです(笑)。

 

少しでも、Minimal Officeとそのお仕事を知っていただき、ご興味を持っていただければ幸いです。

 

Minimal Officeは、いつだって、家庭と仕事を両立しようと頑張る女性の味方です。

 

もし、Minimal Officeの整理収納コンサルティングにご興味をお持ちいただきましたら、まずは、お電話かメールで、お気軽に、無料相談をご利用ください。

 

Minimal Officeでは、今回のお客様ように、新たな収納グッズなどを購入せずに、お客様のお家にあるモノを使ってのお片付けに始まり、お部屋や空間に合わせた収納グッズの選定などはもちろん、お部屋のトータルコーディネートまで、お客様のご希望に合わせた整理収納コンサルティングが可能です。

 

7月、8月中の訪問診断(整理収納実作業)もまだ対応可能です


ブログの最下部にMinimal Office カレンダーがございますので、Minimal Office ホームページと合わせてご覧ください。