帰省時がチャンス。
親が元気なうちになるべく早く片付けよう!
「親とモメない実家の片付け方」 No.1
整理収納アドバイザー、Minimal Office 専任アドバイザーの関口真衣です。
今週頑張れば、お盆休みという方も多いのではないでしょうか?
私は、毎年、お盆休みは、同じ県内に住む、主人の実家に行き、お墓参りなどのお盆行事を行うのが恒例ですが、今年は珍しく、自分の実家に帰省する予定です。
いくつになっても、やはり地元や実家は落ち着き、大好きなのですが…
実家に帰るといつも…
「モノが多いなー」
「こんなにモノが必要なのかなー」
「これいつからあるのかなー」
「これをなくせばもっと使いやすそうなのに…」
「これ危ないなー」
と色々気になってしまいます(笑)。
ということで、私のように実家に帰省するたびに、「実家を片付けたいなー」と思う方のために、お盆直前、帰省時こそチャンス、ご実家を片付ける際の「親とモメない実家の片付け方」をテーマにブログを書こうと思います。
■ よく目にする、耳にする実家あるある
◆ 冷蔵庫が常に一杯。
残り物のおかずや常備菜や買い置き品で一杯。
貰い物や調味料など、忘れられて賞味期限切れのモノも結構あり。
◆ 冷凍庫がパンパン。
「冷凍すれば腐らない」と思い込み、安心し、とりあえず冷凍してい
ることが多い。そして、忘れられ「これ何?いつのモノ?」というよ
うなモノが結構出没する。
◆ 古い常備薬で一杯の薬箱。
毎日飲まなければいけない薬などは、薬箱ではなくテーブルの上を
占拠。それ以外の薬箱の常備薬は期限が切れたものがたくさんあり。
◆ 重複買いや期限の切れた食品が一杯のキッチンの引き出し。
乾物や健康ブームなどで衝動買いした食品やセールで買ったレトルト
食品などがたくさん。これだけで生活できるのでは?という量があり、
存在を忘れられ、期限切れのモノも多数あり。
◆ 数えきれない数のタッパー。
使用頻度はあるが、これだけいる?という大量のタッパー。
蓋がチグハグ、変色しているモノも多数。
◆ 何かに使うと取っておいたジャムやコーヒーの瓶、お菓子の空き缶など。
何かに使えると、取っておきがちだが、実際それほど出番はなく、ス
トックがたくさん。
◆ きれいな紙袋や包装紙。
便利だし、きれいだからと、とりあえずとっておきがち。
実際には、使う分より買い物や頂き物で貰う方が多く、増える一方。
◆ 何年ものかわからない、何人分あるかわからない大量のタオル。
毎日、一人一枚ずつ使っても使いきれない山積みの大量のタオル。
洗濯後のタオルは常に上置きされ、下の方のタオルは全く日の目をみ
ない。 新しいモノと交換するという概念がほぼなく、使用感はあっ
ても「まだ使えるし」とぞうきんとしての出番がない限り、常に1軍
として君臨し、使われ続けている。
◆ スキマのないぎっしり入ったペン立て。
インクが出ず書けないペンも多数。
書きやすい、いつも使うペンは決まっていて、それ以外は使われない。
ハサミや爪切りなども何個もあるが、使うものはいつも決まったモノ。
◆ 前回いつ着たかわからない洋服。
サイズアウトした洋服、ブームを過ぎたのデザインの洋服など多数。
いつか着るかもと残しがちだが、結局、気に入った服、着やすい服、
楽な服を着るばかりで、一向に日の目を見ず。
◆ あまり出番のない食器が特等席を陣取る食器棚。
来客がほとんどなくても一番目立つ場所、一番手前に、使用頻度が低
い来客用食器が鎮座。その為、普段使いの食器は、食器棚に入らず、
奥が定位置で、出し辛く、結局、食器棚に入れることなく、出しっぱな
しにされる。結局、いつも使われる食器は同じ。たくさん食器があっ
てもほとんどが使われない食器たち。
◆ 新築時、購入時の配置のままや使い方が何年も変わらない家具。
家族構成が変わっても配置を変えず、家具が邪魔でもわざわざ遠回り。
結婚ダンスは開け辛く、ただの飾り状態。実際、使っているのは、プ
ラスチックの収納ケースやハンガー。
◆ 山積みの書類や雑誌や新聞。
いざというとき探し出せるのか?と思う位の書類などの山。
大半はもう不要な書類。
◆ 使える部分が半分以下のダイニングテーブル。
とりあえず置きの宝庫。椅子に座って、動かずに、モノが取れる位置
にモノが集結。天板の半分がモノ置き場。
ご実家でこんな光景を見たことはありませんか?
人からこんな話を聞いたことはありませんか?
私の実家も例外ではありません(笑)。
私と弟が実家を離れてもうウン十年。
二人とも遠方に住んでいることもあり、帰省できるのは年1~2回程度。
普段は、両親二人暮らしです。
だからこそ、両親が元気なうちに、少しずつ片付けて、心配要素を少なく、親がいつまでも安全に、快適に、身体への負担少なく、元気に暮らしてほしいなと思っていますが、実際のところ難しいのが現状です。
実家が近ければ、定期的に帰省して片付けることも可能ですが、時間と費用の問題がネックでなかなか行動に移せません。
というのも、年1、2回の貴重な帰省なので、帰省したらしたで、行事ごとがあったり、せっかくの帰省だからとお出かけしたり、お喋りに時間を費やし、限られた時間をわざわざお片付けなんかに…という感じで、なかなかお片付けの時間が取れません。
私の故郷は、近い将来、大地震が予測される地域でもありますし、自然災害は避けられませんが、実家を片付けることで避けられる災害や防げる事故はたくさんあります。
例えば、モノの落下や躓きや転倒による事故の防止や、災害時の最短の避難経路の確保などです。
片付けることで、障害を取り除くことで、事故を未然に防いだり、被害を最小限に抑えたりすることができます。
両親には、できるだけ無駄なモノや無計画なモノの配置による心配要因を事前に取り除き、できるだけ安全に、二次災害のない暮らし方をして貰いたいと子である私たちは、いつも願っています。
幸い両親もまだ元気なので、元気なうちに、少しずつ使わないモノを減らしながら、安全で、快適に暮らして貰いたい、だから実家を少しずつでも片付けたいと、実家に帰る度に思います。
思っていても、行動しなければ始まらない、年々、年老い、不調も出てくる両親ですので、1日でも早く、できるだけ早く、元気なうちにやるべきだということは痛感しています。
ということで、今年の帰省時には、いざ「実家の片付け」を実行しようと思います!
お盆などでバタバタするかと思いますが、まずは、手始めに、料理の前後などに、母と二人でお喋りしながらでも、キッチンの引き出し一つや冷蔵庫など気軽にできる小さいところから、少しずつ片付けてみようかと思います。
母は、基本、片付けられないタイプでも、掃除が嫌いなタイプでもありません。
割とマメに片付ける方です。
だから、実家自体は汚部屋やゴミ屋敷ではありません。
ただ、モノがすごく多いのです。。。
物欲が旺盛で、買い物好き、手放すことや消費ペースを考えず、キャパシティー以上にモノを買ってしまう性分です。
その上、在庫管理が下手で、且つ、忘れっぽい(笑)。
70手前の両親で、確かに「もったいない」「何かに使えるかも」と、モノを大切にして、取っておきがちな傾向にはありますが、幸い、父よりも母は、意外と、「要る、要らない」がはっきりしていて、モノを手放すことが決して苦手ではありません。
その上、何かをやり出したら凝り性。
おしゃべり好きで、褒められ好きです(笑)。
そんな母の性格や得意不得意を活かし、母娘で、まずは、会話を楽しみながら、共同作業で片付ける作戦でいこうかと企んでいます(笑)。
そして、きれいになったところを見せ、しっかり褒め、片付くことが楽しく、嬉しくなって貰い、「次はあそこをやってみようかな」と自分自身でやる気スイッチ(片付けスイッチ)をオンできるようになって貰おうと思います(笑)。
基本のやり方さえ理解し、身に付けば、きっと凝り性の母なら、次に繋がるはずです。
一度、身をもって、成功体験していると、普段離れていても、私が遠隔操作でフォローはできますし、電話などで、普段より話すきっかけにもなり、親子のコミュニケーションが増え、且つ、実家も片付き、一石二鳥です(笑)。
正に、Minimal Office のオンライン診断で継続を狙います(笑)。
私の実家のお片付けレポートは、実践できましたら、改めてブログでレポートします。
さて、本題の「親とモメない実家の片付け方」のポイントですが…
申し訳ございません。
少々前置きが長くなってしまったので、次回に続きます。
Minimal Officeは、家庭と仕事を両立しようと頑張る女性の味方です。
ご実家のお片付けで悩んでいる方、私と両親のように、遠方でなかなか行き来できなかったり、ご多忙で、訪問診断の日程がなかなか調整できなかったり、自力での目標設定や継続の自信がない方などには、Minimal Officeは、オンライン診断も行っています。
現在、あなたが抱えるお悩みや問題点、理想の暮らし方や目標など、お話を伺いながら、あなたとイメージを共有し、あなたと一緒に、目標とスケジュール設定、具体的な改善方法やしくみ・時間・空間・環境づくりに取り組み、進捗状況を確認、アドバイスしていきます。
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