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家庭や生活と仕事の両立を頑張る女性や主婦の社会進出を支援するMinimal Officeの専任アドバイザーです。 女性であることでの働くことへの「罪悪感」、働くことで巻き起こる「負の連鎖」に悲観的にならず、「ワンオペ家事・ワンオペ育児の脱却」を目指して、「頑張りすぎずに、 自分のペースで、ご自分とご家族に優しい形」で、小さく起業してみませんか?

Web内覧会⑤-1 洗面脱衣室のプチ改造 ~ 洗濯排水口を塞ぐ編 ~

Web内覧会⑤-1 洗面脱衣室のプチ改造
~ 洗濯排水口を塞ぐ編 ~

 

Minimal Office 専任アドバイザーの関口真衣です。 

 

今回より、Web内覧会⑤として、リエゾンベース東京の洗面脱衣室のプチ改造についてご紹介していこうと思います。

 

賃貸なので、原状回復に支障のないように、且つ、予算を抑えてミニマルにプチ改造です。 

 

リエゾンベース東京の洗面脱衣室は以下のような間取りでトイレも兼用のワンルームです。 

 

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部屋と同様に狭小で、次のような悩みや検討事項があります。

 

リエゾンベース東京の洗面脱衣室の悩みと検討事項 

■ 洗濯機を設置しないので、臭気と虫害対策が必要。

■ 掃除をできるだけ簡単にするため、防水パンとその周りの汚れ防止対策を施したい。

■ 洗濯機設置スペースを有効活用したい。

■ 洗面脱衣室には、洗面化粧台の下部収納しかないのでもう少し収納が欲しい。

■ 洗面脱衣室はトイレ兼用のワンルーム型なので、来客時にも対応できる、清潔感があり、生活感のない見栄えにしたい。

■ 入浴時に着替えを置けるスペースが欲しい。

 

リエゾンベース東京は、主にオフィスとして使用しており、洗濯機を置くほどの洗濯物も出ず、それに、なんといっても、負担とリスクを小さく起業がモットーなミニマル起業なので、無駄な経費を使いたくないということで、洗濯機を設置していません。 

 

洗濯機を設置しないので、どうしても排水トラップの封水が切れて、臭気や虫の侵入の恐れがあり、また、防水パンにはどうしても埃や髪の毛などのゴミがたまり、見た目が悪く、掃除が面倒という悩みがありました。 

 

又、洗面脱衣室は、トイレ兼用のワンルームなのですが、収納は洗面化粧台の下部のみで、タオルや生活備品用の収納スペースがもう少しあれば…ということで、デッドスペースになっている防水パン部を有効利用しようとプチ改造することにしました。 

 

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プチ改造前の洗面脱衣室兼トイレ。防水パン部分をプチ改造していきます。  

 

作業は、以下の手順で進めていきます。

 

手順:

① 排水口を掃除して塞ぐ。

② 防水パンカバーを製作する。 

③ 使わない洗濯機置き場を利用して収納を作る。 

 

 ① 排水口を掃除して塞ぐ

 

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既設の防水パンと洗濯排水トラップの写真です。防水パンの左は洗面化粧台です。 

 

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既設の横引き排水トラップです。エルボ一体型の排水目皿になっています。 

 

少し、建築専門的なお話になりますが、キッチンやお風呂、洗面台、トイレなど全ての水まわりの排水口には、必ずトラップというものがあり、形状は様々ですが、どのトラップも排水された水が常に一定量溜まるような仕組みになっています。
この水を封水と呼ぶのですが、この封水があることで、下水の悪臭の逆流や虫の侵入を防ぐ構造になっています。 

 

しかし、一定期間、水を使用せずにいると、封水が蒸発するなどして減ったり、なくなったりして、臭気や虫などが上がってくる可能性があります。 

 

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トラップの封水の役割とイメージ。イラストはS字トラップの場合。

 

物件を見に行った際や旅行などで長めにお家を留守にした場合などに、何だか排水のにおいが気になったりしたご経験はありませんか?
それです。 

 

通常、洗濯排水の場合は、洗濯機の排水ホースと繋げて、定期的に洗濯し、排水することで、常に封水がキープされますが、リエゾンベース東京は、洗濯機を設置しないので、定期的に、手動で排水口に水を注がない限り、封水切れは必至です。 

 

防水パンや排水口をそのままに、防水パンの上に収納を設置することもできますが、掃除の手間と臭気と虫の問題は残ります。
臭いのや虫は御免です。 

 

そこで、手順①の排水口を掃除して塞ぐに至ります。

 

まずは、防水パンと排水トラップのメーカーと型番を調べ、まずは、排水口に合う目皿のふさぎ蓋があるかどうか調べました。

 

幸い対応品が見つかりました。 

 

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購入した目皿ふさぎふたです。 

 

次に、既設の目皿とエルボなどを全て取り外し、掃除し、乾かします。

 

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防水パンから取り外し、分解し掃除したパーツ。左から目皿、エルボと排水筒、ワン。 

 

洗濯機を設置しないので、封水はそのうち蒸発して減り、なくなるはずですが、できるだけ清潔にしておきたいので、排水口に綺麗な水を勢いよく注いで、封水の水を入れ替えておきます。

 

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掃除し、きれいな水に入れ替えた状態の排水口。 

 

掃除し、水気を拭き取ったワンを取り付けます。 

 

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掃除し、水気を拭き取ったワンを取り付けた排水口。 

 

最後に、今回購入した目皿ふさぎふたを取り付ければ完了です。 

 

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目皿ふさぎふたを取り付けた防水パン。上部に写っているのは、今回使わない目皿とエルボ一式。

 

使わない目皿とエルボ一式は、退去時や洗濯機設置時に必要なので、後に判るようにラベリングして、きちんと保管しておきます。 

 

あとは、一応、定期的に蓋を開けて排水口の様子や臭いを確認し、掃除したり、封水を足したり、入れ替えたりして管理していけば、まずは、「手順① 排水口を掃除して塞ぐ」の臭気と害虫対策は完了です。 

 

一般的なお宅の場合、洗濯機はまず設置していると思いますので、この作業は不要ですが、意外と洗濯排水口のお掃除については、ご存じなかったり、一度もやったことがない方も多いようです。

 

洗濯機設置時でも、洗濯排水と共に、糸くずなどのゴミや洗剤カスなどが流れ、詰まりや汚れ、臭いの原因にもなりますので、定期的な排水口のお掃除は必要です。


排水口は、同じような手順で意外と簡単に分解、お掃除ができますので、是非、ご参考になさってくださいね。
洗濯排水口以外の排水口のお掃除も同様に。

 

では、次回のブログは、今回の続きで「手順② 防水パンカバーを製作する。」に続きます。

維持管理を楽に、掃除を楽に、より見た目を良くを目指し、防水パンカバーを製作しました。
お楽しみに!

 

Minimal Officeは、家庭と仕事を両立しようと頑張る女性の味方です。

 

今回の洗面脱衣室のようにこの部屋だけ、この部分だけ、この収納だけというような部分的なご相談から家全体のご相談まで大歓迎です。

 

お悩みを話すだけでも解決の糸口が見えるかもしれません。

 

ご相談は無料です。
お気軽にご相談ください。

 

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